「彼女こそ私のEなのだろうか」
お揃いね私達
これでお揃いねあぁ幸せ…StarDust
女は物言わぬ可愛いだけの人形じゃないわ
愛しい愛で解って
自尊心 満たすための道具じゃないわ
月夜のアナザーは勝手
首を締めれば締まるに決まってるじゃない
胸が貴方を曇らせる
だってしょうがないじゃない 愛してしまったんだもの
ステラな私を 狂わせたのはなぜ?
真っ赤なドレス 真っ赤なヒール
真っ赤なルージュ 真っ赤なローズ
すれ違う男たち 誰もが振り返る
左手には花束 右手には約束よ
走り出した衝動 もう止まらない
お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ
あなたの白いシャツも 今は鮮やかなスカーレット
お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ
屑でも構わないわ いつか星になれるなら
「『輝いてる?ねぇ私輝いてる?』
綺麗な星空で、それは艶やかな女のため息。
『君の方が綺麗だよ』それは甘い男の囁き。
夜空を見上げる戀人達。ありふれた風景。
繰り返される戀模様。ほんの些細な事。
そんな気まぐれな一時も永遠だと信じたりして。
そんな不確かなものを運命だと信じたりして。
泣いたり、笑ったり、愛したり、憎んだりして。
そのつかの間、遙か過去の光に思いをはせたりして。
あの星々達はもう滅んでしまっているのだろうか。
それとも今もまだ滅びに向かって輝き続けているのだろうか。
光年という名の途方もない尺度の前では、
人の一生など刹那の幻に過ぎないのかも知れない」
「そんな些細な人。されど偶然とはいえ―――
あぁ偶然とはいえ彼女は見てしまった。
お揃いの白い服を着て幸せそうに寄り添い歩く、
彼と、見知らぬ女の姿を」
お揃いね私達 これでお揃いね あぁ幸せ
あなたの白いシャツも 今は…
「なぜ…?なぜなの…?なぜなのよーー!!」
酸素に觸れた赤はやがて黒に近づき示す
二人はもう永久に一つには なれないという事実を
傷ついた輪廻の星々 燃え上がる滅びの煌きを
私から封印の夢を見る 私を導け The Light of StarDust
「思い出を過去の光として埋葬できないように。
孤獨な亡霊は荒野を彷徨い続けるだろう。
女の手は悲しいほどに短く星屑には屆かない。
あぁその手を握り返したのは仮面の男だった」
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